こんにちは。
マナビツナグヒトのみこりんです。
台風、かなりすごいです。まだ遠くにいるのに、雨の勢いが強い強い。このあと、さらに風が吹くってどんななの?ってところです。
そんな朝、心の仕組みに関するオンライン講座を行なっており、メルマガ配信がこの時間です。ごめんなさい。
今日お伝えしたいことは、「人は幸せになるために生きている」です。
これは、昨日観た歌舞伎の主人公が言うセリフです。
その人は、生きている以上は自分の思うように生きたいと、
慣習やしがらみや、古い考えを打ち破り、
仲間とともに思うがままに生きていました。
しかし、ある女性との出会いをきっかけに、
地獄に落ち、
今までの罪を償うために、
体が朽ちていく病を負った身で現世に戻されます。
そこで、彼は初めて、
無力な自分を責め、
無力な自分を助けてくれる人の思いに触れ、
残った命を人々への祈りのために費やす決心をします。
幸せに生きることの本当の意味を知った主人公は、
罪を許され、
今度こそ、自分だけではなく多くの人の幸せのために生きようと
新たな一歩を踏み出すというストーリーです。
このお芝居のテーマが、「歓喜」でした。
初めは、自分の喜びのみを追求していた主人公が、
最後は、自分と自分以外の人の喜びをも祈ることに、
「幸せに生きる」意味を見出す過程に、
「なりたい自分を生きる」ことを重ねていました。
「なりたい自分で生きる」
「自分ハッピーで生きる」
これは、一歩間違えると、
自分の喜びのみを追求する主人公と同じ道をたどることになります。
すなわち、
そうなることが最上とし、そこに価値を見出し、
そうなりたくてもなれない人の存在を軽視するということです。
改めて、自分にそういう姿勢がないかどうかも
振り返った次第です。
「なりたい自分で生きる」
「自分ハッピーで生きる」
なぜそうしたいのか、
それは、
「誰でも人は自分の夢をかなえて生きることができる」
それを信じているからです。
これは、私だけではありません。
私以外の人もそうであるということです。
だから、人が「夢をかなえる」ことを応援すること、
それを阻むものを取り除いていくこと、
これらをしていくことは、
私が「なりたい自分で生きる」ことなんだと再認識しました。
すると、もう一つ問いが立つのです。
あなたの幸せはなんですか?
あなたの夢はなんですか?
という問いです。
この問いに答え続けることや答えを探し続けることも、
同じように大切なことなんだろうと思います。
それができるってことは
実は幸せなことなんだよということも気づきの一つです。
このお芝居の名は、
「新版オグリ」と言います。
この原作は、梅原猛先生という哲学者が、
中世の説話を元に現代の課題を交えて
書き下ろしたものです。
だから、人生哲学的な言葉がビシビシと
飛んでくるお芝居でもありました。
このタイミングで見られてとても良かったと思います。
そして、皆さんにもそれをお伝えしたくて、
こんな時間になりましたけどメルマガ配信致しました。
「人は幸せになるために生きている」
この言葉を皆さまにも送りますね。
読んでくださり、ありがとうございました。
皆さまが幸せで笑顔の1日になりますように。