おはようございます。
マナビツナグヒトのみこりんです。
昨日は、恒例の歌舞伎座参り。昼の部の最後の演目を一幕見席で観てから、夜の部は一般席での通しでした。計約7時間ほど歌舞伎座にいたことになります。夜の部の連獅子が素晴らしかったです。松本幸四郎は実力・人気ともに優れた役者であることを実感しました。
今日は書籍の紹介をします。
「サードドア 精神的資産の増やし方」
byアレックス・バナヤン（東洋経済新報社）
https://amzn.to/2r9Jk0b
「豊かな人生」とは？
を考えるための本を読もうと思って、
手に取ったのが本書でした。
帯には、
「１８歳の大学生が米国各界の著名人に次々と突撃インタビュー」
と書いてあったので、
その著名人の方のインタビュー記事かと思って
読み始めました。
ら、違いました。
インタビューについて書いてあったはあったけど、
それがメインではありませんでした。
メインは、１８歳の大学生が、
自分のミッションを思いつき、
それを実現させるために、
普通の人なら考えもつかないようなことを
あれこれ試し、ほぼ失敗をし、徹底的に落ち込み、
奇跡的に出会ったメンターたちの助けを得ながら、
願いを実現させていくストーリーでした。
その中に、出会った方達の言葉も
散りばめられています。
その時の状況や相手の姿も描写されているので、
著者が実際にインタビューしている姿を見ているような
気持ちにさせられる部分もありました。
私のイメージは、「ロードムービー」。
その旅の過程での著者の葛藤や気づき、
人との出会いやそれらから学んだことを、
感情を動かされながら読んでいきました。
私は、レゾナンスリーダーですが、
この本は頭から最後まで通して読みました。
全編456ページという厚さですが、
スラスラ読み進めることができました。
今日は構成ではなくて、
タイトルにもなっている
「サードドア」の説明を引用しますね。
人生、ビジネス、成功
どれもナイトクラブみたいなものだ。
常に３つの入り口が用意されている。
ファーストドア：正面入り口だ。
長い行列が弧を描いて続き、
入れるかどうか気を揉みながら、
99％の人がそこに並ぶ。
セカンドドア：VIP専用入り口だ。
億万長者、セレブ、女池に生まれた人だけが利用できる。
それから、いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれないドアがある。
サードドアだ。
行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、
何百回もノックして窓を乗り越え、
キッチンをこっそり通り抜けたその先にーーー必ずある。
ビル・ゲイツが
初めてソフトウェアを販売できたのも、
スティーブン・スピルバーグが
ハリウッドで史上最年少の監督になれたのも、
みんなサードドアをこじ開けたからなんだ。
～前書きより
主人公は、
著名人たちがどうやってキャリアを始めたのかを
インタビューにまとめ、発表することにより、
若者が将来に希望を持ちキャリアを始められるのではないか、
と考えたのです。
そこで、無謀とも思える、
インタビュー大作戦を繰り広げていくのですが、
その手段が突き抜けているのです。
彼はその最中に
サードドアの存在に気づくのですね。
彼がメンターとも兄とも慕う人が、
彼にいう言葉が印象的です。
「ティッピングッポイント？
そんなのないさ。
あるのは積み重ねだけ。
後から振り返って、
ああ、あれがそうだったんだ。って
思うものさ。」
最終的に主人公は、
129名のインタビューを行い、
そのうちの何人かの言葉と
そのプロセスを本書にまとめて出版したのです。
珠玉のような名言が
この厚い本のあちこちに散りばめられています。
読み終わって、心が温まることは保証します。
長いけどね・・・。笑
「サードドア 精神的資産の増やし方」
byアレックス・バナヤン（東洋経済新報社）
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読んでくださり、ありがとうございました。
皆さまが幸せで笑顔の１日になりますように。